クワイエット・プレイス全作品を見る順番|シリーズ全作を解説

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クワイエット・プレイス全作品を見る順番|シリーズ全作を解説 ホラー

こんにちは、ホラー専門映画館のビビりな解説者タケです。

「クワイエット・プレイスを見たいけれど、公開順と時系列のどちらがいいの?」「DAY 1は最初に見る作品なの?」と迷っていませんか。題名だけを見ると順番が分かりにくいですよね。しかも本編の続編と、世界が沈黙した初日を描く前日譚が混ざっているので、何となく選ぶと大切な驚きを先に知ってしまうかもしれません。

私のおすすめは、初見では公開順に見て、最後に前日譚で世界の始まりを補う方法です。アボット家の決断を追ったあとでニューヨークの襲来初日を見ると、同じ世界で別の人々が何を失い、何を守ろうとしたのかが胸に響きます。この記事では、作品同士のつながりから怪物の設定、怖さ、公開予定の続編まで、初めてのあなたにも分かる言葉で案内します。

  • 初見におすすめの公開順
  • 物語上の時系列と作品のつながり
  • 音に反応する怪物と生存ルール
  • 各作品の怖さと見どころ

クワイエットプレイスの順番

初見向けの公開順ルート(第一作→破られた沈黙→DAY 1)と二巡目向けの時系列ルート(DAY 1→第一作→破られた沈黙)を図解したフローチャート。

まずは、迷わず再生できるように公開順と時系列の違いから見ていきます。結論はシンプルですが、順番によって感じる恐怖の質がかなり変わりますよ。

初見は公開順がおすすめ

初めて見るなら、『クワイエット・プレイス』から始める公開順がおすすめです。第一作は、怪物がどこから来たのか、世界がなぜ沈黙したのかを細かく説明しません。観客はアボット家と同じく、限られた手掛かりだけを頼りに、音を立てられない日常へ放り込まれます。

この「分からなさ」が第一作の恐怖そのものです。砂を敷いた道、裸足での移動、手話での会話、赤く光る警告灯。家の中にある道具を見ながら、あなた自身が生存ルールを読み取っていく作りになっています。最初から前日譚の『DAY 1』を見ると、襲来の規模や怪物の動きが先に見えるため、第一作で味わえる未知の感触が少し薄くなるかもしれません。

そして二作目の『破られた沈黙』は、第一作の出来事を受けて始まる正統な続編です。家族の関係や負った傷がそのまま次の選択へつながるので、間を空けずに見ると感情の流れをつかみやすいでしょう。そのあとに『DAY 1』へ進めば、同じ災厄を別の場所、別の人生から見直せます。

初見のおすすめ順

『クワイエット・プレイス』→『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』→『クワイエット・プレイス:DAY 1』

公開順と時系列の比較

『クワイエット・プレイス』『破られた沈黙』『DAY 1』の3作品について、舞台、時期、恐怖の質、特徴を一覧で比較したマトリックス表。

公開済みの映画は三作品です。これに、本編の続きとなる『A Quiet Place Part III』が公開予定作品として加わります。まずは全体の位置関係を表で見てください。

見る順 作品名 日本公開 物語の位置 上映時間の目安
1 クワイエット・プレイス 2018年9月28日 冒頭は襲来89日目/主要部分は472日目以降 90分
2 破られた沈黙 2021年6月18日 第一作の直後 97分
3 DAY 1 2024年6月28日 怪物の襲来初日から数日間 99分(映倫表記は100分)
公開予定 Part III 日本公開日は未発表 本編二作の続き 未発表

公開済み三作の上映時間は、資料によって合計約286~287分、つまり約4時間46~47分です。休憩を入れても半日ほどで見られますが、ずっと音に神経を使う作品なので、体感は数字より長く感じるかもしれません。私は二作目のあとに少し休み、気持ちを切り替えて『DAY 1』を見る流れがちょうどいいかなと思います。

時系列順は二巡目向け

物語上の時間だけで並べると、『DAY 1』→『クワイエット・プレイス』→『破られた沈黙』となります。ただし二作目の冒頭にも、アボット家が怪物と遭遇した初日の場面があります。つまりシリーズは、一本の直線ではなく、複数の人物が同じ災厄を別々の場所で体験する形です。

二巡目に時系列順で見ると、ニューヨークの大混乱から、田舎で完成した静かな暮らしへ移る変化がよく分かります。都会では車の警報、ヘリコプター、人々の叫びが次々と危険を招きます。一方、第一作のアボット家は、音を消すための工夫を積み重ねています。初日と一年後を続けて見ることで、人間がどれほど早く環境へ適応したのかが伝わってくるでしょう。

◆タケのワンポイントアドバイス

時系列順は設定を確認するには面白い見方です。ただ、最初の一本としては情報が多い『DAY 1』より、説明を抑えた第一作のほうがシリーズらしい息苦しさを味わえます。まず公開順、そのあと時系列順。これが私の推し方です。

公開順で全作品を解説

ここからは公開済み三作と、公開予定の『Part III』を一本ずつ紹介します。大きな結末には触れず、どんな物語で何に注目すると楽しめるのかを見ていきましょう。

クワイエットプレイス

裸足で砂の道を歩く足元のイラスト。第一作が手掛かりゼロの極限サバイバルであり、「分からなさ」が恐怖を生むことを説明したスライド。

第一作『クワイエット・プレイス』は、音を聞きつけて襲う謎の生命体が支配する世界で、アボット家が生き延びようとする物語です。父リー、母エヴリン、娘リーガン、息子マーカスは、足音を消すために砂の道を歩き、会話には手話を使い、生活音をできる限り抑えています。

この作品の魅力は、派手な説明ではなく、家族の動きから世界の事情が見えてくるところです。棚に並ぶ薬、地下室の機材、壁に書かれた情報、食卓の葉。ひとつひとつが「この家族は今日までどう生きたのか」を物語ります。台詞が少ないぶん、目線や手の動き、表情がいつも以上に大切です。

また、エヴリンは出産を控えています。泣き声を止められない赤ん坊を、音に反応する怪物がいる世界で迎えるというだけで、もう胃がきゅっとしますよね。しかし、作品が見つめるのは絶望だけではありません。親が子どもへ何を残せるのか、家族は罪悪感をどう抱えて進むのかという話でもあります。

上映時間は約90分。余計な寄り道が少なく、静けさと爆発的な音の差で一気に駆け抜けます。ホラー映画の怪物を見たい人はもちろん、家族ドラマに心を動かされたい人にも入口となる一本です。

破られた沈黙

荒廃した工場の前に立つ子供二人のイラスト。安全な家を捨てて外の世界へ踏み出す続編の特徴や、子どもたちの覚醒について解説したスライド。

『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』は、第一作の直後から始まります。アボット家は慣れ親しんだ場所を離れ、外の世界へ踏み出さなければなりません。そこで出会うのが、リーの旧友エメットです。彼もまた多くを失い、人を信じる余裕をなくしています。

第一作が一軒の家と周囲の農場を中心にした物語だったのに対し、二作目は線路、工場、町、海辺へと舞台が広がります。ただし、場所が広くなっても安心できるわけではありません。どこに怪物がいるのか分からないうえ、生き残った人間が必ず助けてくれるとも限らないからです。

なかでも注目したいのは、リーガンとマーカスの変化。親に守られるだけだった子どもたちが、それぞれの場所で自分の判断を迫られます。二つの出来事を交互に映し、同じ瞬間に危機が重なる見せ方は、私も息を止めたまま画面を見つめてしまいました。

冒頭では、怪物が現れた初日のアボット家も描かれます。この場面があるため、前日譚を先に見なくても「世界がどう崩れ始めたのか」は十分に想像できます。第一作で家族へ思い入れを持った直後に見るほど、選択の重みが増す続編です。

DAY 1

崩壊するニューヨークの街で猫を抱く女性の後ろ姿と、赤い音波のイラスト。世界が沈黙する前の大騒音と、大都市でのパニックを描く特徴を解説したスライド。

『クワイエット・プレイス:DAY 1』は、シリーズの前日譚です。舞台はニューヨーク。主人公サミラは飼い猫フロドと外出した先で、空から襲来した怪物による都市崩壊へ巻き込まれます。やがて彼女は、混乱の中で出会ったエリックと行動を共にすることになります。

本作が見せるのは、静かな世界が完成する前の騒音です。車、サイレン、ガラス、群衆。普段なら人を助けるために使われる音も、この日からは怪物を呼ぶ合図へ変わります。何千人もの人が同時に逃げる大都市では、一人だけ黙っていても生き残れません。このどうしようもなさが、農場を舞台にした前二作とは違う怖さを生みます。

ただし『DAY 1』は、怪物の起源をすべて説明する映画ではありません。どの星から来たのか、なぜ地球へ落ちてきたのかといった答えよりも、人生の終わりを意識していたサミラが、世界の終わりに何を望むのかを描きます。怪獣映画のような都市破壊を期待すると、思った以上に人間の心へ寄り添う物語だと感じるでしょう。

そして二作目に登場した人物が、本作にも姿を見せます。このつながりを知った状態で見ると、「あの場所へたどり着くまでに、こんな出来事があったのか」と印象が変わります。単独でも理解できますが、公開順なら小さな再会がきちんとご褒美になる一本です。

Part IIIの最新情報

本編の続きとなる『A Quiet Place Part III』は、2027年7月30日に米国で劇場公開予定です。2026年8月3日時点で、日本での正式な題名と公開日は発表されていません。公開時期は今後変更される可能性もあるため、鑑賞計画を立てる際は公式発表を確認してください。

監督、脚本、製作はジョン・クラシンスキーが再び担当します。出演者として、エミリー・ブラント、キリアン・マーフィ、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュープの続投が報じられ、ジャック・オコンネル、ケイティ・オブライアン、ジェイソン・クラークが加わります。撮影開始も発表されていますが、物語の詳しい内容はまだ伏せられています。

ここで間違えやすいのが作品数です。『DAY 1』は映画シリーズ全体では三作目ですが、アボット家を中心にした本編ではありません。そのため『Part III』はシリーズ全体の四本目でありながら、本編の三作目という位置づけになります。

未公開作品の題名、公開日、出演者、物語は変更される場合があります。正確な最新情報はパラマウント・ピクチャーズや作品公式SNSをご確認ください。

シリーズの時系列とつながり

作品の時間関係を知ると、家族の物語と世界全体の出来事を分けて見られます。ここでは結末を明かしすぎない範囲で、三作品がどうつながるのかを説明します。

DAY1は襲来初日

時系列の出発点は『DAY 1』です。題名のとおり、怪物が地上へ現れ、人々が「音を立てると襲われる」という法則を知り始める日から物語が始まります。ニューヨークでは情報が行き渡る前に被害が広がり、軍や警察の呼びかけも混乱へ飲み込まれていきます。

この時点では、砂の道も警告灯も、防音された地下室もありません。人々は走りながら怪物の反応を観察し、その場で行動を変えます。後の作品で当たり前になっている静かな歩き方や手話が、どれほど時間をかけて身についた生存術なのか想像しやすくなるでしょう。

一方で、本作はアボット家の前日譚ではありません。サミラとエリックの物語が中心であり、第一作の主要人物が若い頃から深く関わるような作りでもないです。だからこそ、シリーズの世界を横に広げる外伝として楽しめます。

第一作は沈黙後の家族

第一作は、襲来からかなりの日数が経過した時点を描きます。冒頭の町はすでに無人で、店の商品も荒らされ、家族は会話をせずに必要な物を探しています。その後、物語はさらに時間が進み、アボット家が静かな生活を築いた頃へ移ります。

ここで大切なのは、家族が完璧な生存者ではないことです。どれだけ準備しても、くぎ一本、倒れた物、子どもの感情が危険につながります。世界の仕組みを知っているから安全なのではなく、毎日ぎりぎりの判断を続けているだけ。そこに現実味があります。

また、第一作には家族が抱える過去の悲しみがあります。リーガンは自分を責め、父リーとの間に距離を感じています。この心の傷を知らずに二作目へ進むと、父から受け継いだものやリーガンの決意が少し見えにくくなるでしょう。公開順をすすめる大きな理由です。

続編は第一作の直後

『破られた沈黙』の現在パートは、第一作の出来事をほぼそのまま引き継ぎます。家族の負傷、持ち物、赤ん坊を守る装置、発見した手掛かりまで連続しているため、二作目だけを先に見るのはおすすめしません。

ただし冒頭だけは襲来初日に戻ります。平穏だった町で野球を観戦していた人々が、空から落ちてくる物体を目撃し、直後に日常が崩れていく場面です。『DAY 1』が大都市の混乱なら、こちらは小さな町で起きた初日。同じ災厄でも、人口や建物、逃げ道が違えば恐怖の見え方も変わります。

その後は家族が外の生存者と関わり、世界が農場だけではなかったことが分かってきます。人間同士の助け合いと疑い、孤独に耐える人、希望を伝えようとする人。怪物との戦いだけでなく、沈黙した社会をどう作り直すかへ物語が進みます。

二作目とDAY1の接点

ここからは人物のつながりに関する軽いネタバレを含みます。何も知らずに『DAY 1』を見たい方は、次の大見出しまで進んでください。

『破られた沈黙』で島の共同体を率いる男性は、『DAY 1』にも登場します。『DAY 1』では名前が示され、ニューヨークから脱出しようとする一人の父親として描かれます。二作目で彼が語っていた避難の混乱を、前日譚では観客が近くから目撃するわけです。

この人物の存在により、『DAY 1』は完全に独立した物語ではなくなります。アボット家とサミラが直接出会わなくても、別々の人生が一人の生存者を通して同じ世界へつながっています。公開順なら、二作目で見た顔を前日譚で見つける楽しみも生まれますよ。

また、怪物が水を越えにくいことや、人々が船で避難しようとする理由も、この接点から伝わります。設定の説明を台詞だけで終わらせず、実際の混乱として見せる。そこが『DAY 1』をあとから見る面白さです。

怪物と生存ルール

クワイエット・プレイスの恐怖を支えるのは、音を聞く怪物と、人間が編み出した静かな暮らしです。作中で確認できる範囲を中心に、その仕組みを見ていきます。

『クワイエット・プレイス』のように、怪物の生態や弱点を観察しながら生き延びる作品が好きなら、クリーチャーホラー映画のおすすめも参考にしてください。

ここからは怪物の性質や攻略法に関するネタバレを含みます。何も知らずに作品を見たい方は、次の大見出しまで進んでください。

怪物の弱点である「高周波」と「水」、特徴である「聴覚への鋭い反応」と、例外として滝のそばでは声を出せることをまとめた解説スライド。

音を聞きつけて襲う

怪物は視覚よりも聴覚に頼り、物音がした場所へ猛烈な速さで向かいます。小さな電子音、足音、割れたガラス、叫び声。人間にとっては一瞬の音でも、怪物には居場所を知らせる印になります。そのためシリーズでは、「敵から隠れる」より「音を出さない」ことが先に来ます。

ただ、どんな音にも同じように反応するわけではありません。川や滝のように絶えず大きな音がある場所では、人間の声や動作音が周囲へ紛れます。第一作でリーが息子に教える場面は、この世界で久しぶりに声を出せる解放の瞬間でもありました。

作中では怪物が隕石のような落下物とともに現れますが、映画本編では故郷や生態の全貌は明かされていません。人間が付けた正式名称も作品内では定着しておらず、登場人物にとっては研究対象というより、今すぐ避けるべき災厄です。説明を残しすぎないことが、想像の余地につながっています。

静かに暮らす工夫

砂の道での裸足移動、手話での会話、赤いランプでの警告、酸素付き防音ボックスなどの生存術を、4つのアイコンとともに図解したスライド。

アボット家は道へ砂を敷き、床の安全な位置に印を付け、食器ではなく葉を皿代わりにします。ドアを勢いよく閉めないよう布を使い、危険が迫ると照明の色で知らせます。単なる小道具に見えて、どれも音を減らすための生活設計です。

赤ん坊を守る方法も、この世界ならでは。泣き声が外へ漏れない箱と酸素を用意し、必要な時だけふたを開けます。もちろん現実でまねるための道具ではなく、映画の設定です。密閉空間や酸素の扱いは重大な危険を伴うため、実生活で試してはいけません。

それでも完全な無音は作れません。だから家族は、別の場所で音を鳴らして怪物を誘導したり、花火や設備音を利用したりします。音は敵を呼ぶものですが、使い方によっては逃げ道を作る道具にもなる。この二面性が場面ごとの駆け引きを生みます。

高い周波数が攻略の鍵

ここからは第一作と二作目の攻略法に触れます。怪物の秘密を自分で見つけたい方は、先に映画をご覧ください。

怪物の身体は硬い外殻に覆われ、銃だけでは簡単に倒せません。しかしリーガンの人工内耳から生じる高い周波数の音にさらされると、怪物は苦しみ、頭部の外殻を開きます。その瞬間に内部が露出し、人間の攻撃が届くようになります。

大切なのは、リーガンの聞こえを補う装置が、偶然にも家族を守る手段へ変わることです。彼女が抱えていた「自分は役に立てないのでは」という思いが反転し、世界へ希望を伝える力になります。設定と人物の成長が同じ一点で結びつく、シリーズを代表する仕掛けでしょう。

二作目では、この音を一体の怪物へ当てるだけでなく、どう遠くまで届けるかが課題になります。怪物の欠点を知ることと、その知識をほかの生存者へ渡すことは別の問題です。『Part III』では、その発見が社会へどのように広がるのかが注目点になりそうですが、現時点で物語は公式発表されていません。

水を越えにくい性質

怪物は深い水を泳いで越えることができず、水中へ落ちると沈む様子が描かれます。そのため海に囲まれた島は、陸続きの場所より安全な避難先になりました。『破られた沈黙』と『DAY 1』の両方で、船や島が重要になる理由です。

ただし、水辺なら必ず安心という意味ではありません。船の上で音が出れば、岸にいる怪物を引き寄せる可能性がありますし、避難する人々が一斉に動けば事故も起こります。怪物が渡れない場所へ人間がたどり着けるか。その過程こそが恐怖になります。

また、第一作では地下室へ水が流れ込む場面があり、浅い水の中でも怪物は行動します。したがって「水に触れたら倒せる」のではなく、深い水を泳いで越えることができないと考えるほうが作中描写に合います。

手話が家族をつなぐ

アボット家が手話を使えるのは、娘リーガンが聴覚障害のある人物だからです。怪物の襲来前から家族が使っていた言葉が、襲来後には全員の命を守る会話手段になります。音を出さずに細かな意思を伝えられるため、ほかの生存者より早く静かな生活へ移れたと考えられます。

しかし、手話は便利な道具として置かれているだけではありません。父と娘が目を合わせるか、言葉を最後まで伝えられるか、返事をするか。音声が少ないからこそ、会話の温度が視覚で伝わります。あなたも手の動きだけでなく、その前後の表情を見てみてください。

シリーズの音響は、聞こえる側の感覚だけで進みません。リーガンの視点では周囲の音が消え、観客も彼女が受け取る世界へ入ります。静寂は単なる演出ではなく、登場人物ごとに異なる感覚を体験させる語り方なのです。

鑑賞前に知る注意点

順番以外にも、字幕、配信、ネタバレの扱いで楽しさが変わります。再生前に確認しておきたい点をまとめます。

予告編の見すぎに注意

第一作の面白さは、家族の工夫と怪物の法則を少しずつ発見するところにあります。長い予告編や解説動画には、危機の原因、怪物の姿、反撃方法まで映っている場合があります。初見前は公式の短いあらすじだけで十分です。

とりわけ検索結果の画像や動画見出しは、結末に近い場面を使うことがあります。この記事でも攻略法の前に注意を入れましたが、完全な初見体験を大切にするなら、まず第一作と二作目を見てから設定を調べるのが安心でしょう。

字幕と吹替を選ぶ

字幕版でも吹替版でも楽しめますが、どちらを選んでも手話の訳を読む場面があります。画面上の文字と人物の表情を同時に追う必要があるため、普段は吹替派の方も画面へ集中してください。

音響の演出をそのまま感じたいなら字幕版、文字を追う負担を減らしたいなら吹替版という選び方ができます。ただし収録される音声や字幕の種類は、円盤商品と配信サービスで異なる場合があります。利用するサービスの商品ページで確認しましょう。

配信先は変わる

映画の見放題配信、レンタル、購入の状況は時期によって変わります。以前見放題だったサービスでも、現在はレンタルだけになっている場合があります。検索結果の古い記事だけを頼りにせず、視聴する当日に各サービスで作品名を確認してください。

また、シリーズ三作が同じサービスにそろっているとは限りません。字幕版と吹替版が別ページになっていることもあるため、再生前に作品名、公開年、再生時間を照らし合わせると取り違えを防げます。

『クワイエット・プレイス』だけでなく、Netflix・Amazon Prime Video・U-NEXT・Huluなど、ホラー映画を見るためのサービス自体を比較したい方は、ホラー映画サブスク比較も参考にしてください。

公式情報を確認する

上映時間、公開予定日、商品仕様などは更新される場合があります。特に未公開の『Part III』は、製作状況によって日程や内容が変わる可能性があります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

この記事の公開日である2026年8月3日時点では、『Part III』の米国公開予定日は2027年7月30日です。日本公開日は発表されていません。

よくある質問

最後に、クワイエット・プレイスを初めて見る方から出やすい疑問へ答えます。順番を決める前の確認に使ってください。

クワイエットプレイスのFAQ

Q1. クワイエット・プレイスはどの順番で見ますか?

A. 初見は『クワイエット・プレイス』、『破られた沈黙』、『DAY 1』の公開順がおすすめです。アボット家の物語を続けて見たあとに襲来初日の前日譚へ進むと、第一作の未知の恐怖を保ちながら世界の広がりも楽しめます。

Q2. DAY 1から見ても分かりますか?

A. 『DAY 1』は主人公と舞台が異なる前日譚なので、単独でも物語を理解できます。ただし怪物の動きや襲来の規模を先に知ることになるため、第一作が持つ「何がいるのか分からない怖さ」を優先するなら公開順が向いています。

Q3. DAY 1は前二作とつながっていますか?

A. つながっています。アボット家が中心ではありませんが、『破られた沈黙』に登場した人物が『DAY 1』にも現れ、ニューヨークからの避難が描かれます。同じ怪物、同じ世界の出来事として見ることができます。

Q4. クワイエット・プレイス3は公開されていますか?

A. まだ公開されていません。『A Quiet Place Part III』は2027年7月30日に米国で劇場公開予定です。2026年8月3日時点で日本公開日は発表されていないため、今後のパラマウント・ピクチャーズ公式発表をご確認ください。

Q5. ホラーが苦手でも見られますか?

A. 家族ドラマが中心なので見やすい面はありますが、突然の大音量、怪物の襲撃、子どもの危機、負傷、出産、病気に関する描写があります。不安な方は公式の年齢区分や注意表示を確認し、音量を控えて無理のない範囲で鑑賞してください。健康上の心配がある場合は、最終的な判断を医療の専門家へご相談ください。

『クワイエット・プレイス』でも少し怖そうだと感じる方は、無理に挑戦する必要はありません。グロさ・ジャンプスケア・心霊・後味など苦手な要素から作品を選びたい場合は、初心者向けの怖すぎないホラー映画おすすめも参考にしてください。

クワイエットプレイスまとめ

川と夕日の美しい風景イラスト。『A Quiet Place Part III』の公開予定日と、初見は第一作から見始めることを推奨する総括メッセージのスライド。

クワイエット・プレイス全作品を初めて見るなら、公開順がいちばん感情移入しやすい見方です。第一作でアボット家と一緒に生存ルールを知り、二作目で家族の旅と希望の広がりを追い、そのあと『DAY 1』で世界が沈黙した始まりへ戻ってください。

  • 初見は第一作から始める
  • 破られた沈黙は第一作の直後に見る
  • DAY 1は二作を見たあとに楽しむ
  • 二巡目はDAY 1から時系列で見る
  • Part IIIは2027年7月30日に米国公開予定

時系列だけを優先すると、第一作が持つ未知の恐怖を先にほどいてしまいます。まずは何も分からない静かな農場へ入り、家族の呼吸に耳を澄ませてみてください。そのあとで襲来初日の騒音へ戻ると、このシリーズが単なる怪物映画ではなく、音を失った世界で誰かを思う物語だと、きっと感じられるでしょう。

『クワイエット・プレイス』以外にも、第一作から続けて楽しめる作品を探したい方は、長く楽しめるホラー映画シリーズのおすすめも参考にしてください。

本記事は2026年8月3日時点の情報を基に作成しています。公開日や作品情報は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。

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